Kanade Labo

かなで研究所

スマホのタッチパネルを交換する(半成功) Part1

2019/07/22

みなさんこんにちは。かなで です。

子どもに渡していたスマホの画面を割られてしまいました。

割れたスマホ

液晶画面は問題なく映っており、一安心と思いきや、割れてしまったのは「タッチパネル」でして、左上の部分以外、タッチが反応しなくなってしまいました。

つまり完全に、使用不可能な状態に。

ちなみに、本体は「Alcatel ONETOUCH IDOL 3」という代物です。

今回は、このスマホのタッチパネルを交換する事が目的です。

先に注意となりますが、結果的にはタッチパネルは交換出来ていません。

が、「半分」成功し、かなで としては満足しています。

これがどういう意味なのか…

気になる方は続きをどうぞ(笑

自己責任で真似して頂くには構いませんが、そういう方用に、補足説明を散りばめています。

先に一通り読んで頂く事を推奨します。

スマホ本体と液晶パネルの間の接着を剥がす

吸盤

まずはどこの家庭にも一つはある、吸盤を準備します。

スマホvs吸盤

ペタッとスマホの画面につけて、上に引っ張ります。

この時、一気に力をいれずに、少しずつ力を加えていってください。

※よくネットに転がっている他の方の情報では「ドライヤーで温風を当てながら」とか「ヒートガンで」とか出てきますが、これは両面テープ?の粘着力を弱めてはがしやすくする為のものです。
今回は使用年数が長いスマホ「 Alcatel ONETOUCH IDOL 3 ( 発売日:2015年 8月28日 )」という事もあってか、力を加えるだけではがすことが出来ました。

吸盤の勝ち

上に力を加えた状態。画面がはがれて浮いてるのがわかると思います。

バックライトが隙間から見える

バックライトを光らせた状態

可能であれば、画面を表示した状態で、上に力を加えていく事をお勧めします。

というのも、力を入れすぎると、液晶画面は簡単に割れてしまいますが、画面を表示しておくことで、仮に強い力がかかると液晶が乱れる(滲むやつ)のがわかるので、力加減がわかりやすい為です。

わかりやすく隙間に紙を挟んでみた

ある程度、剥がしが進んだ状態。

間に写真用のL版用紙を挟んでみました。

断線に注意!

このあたりに、液晶画面&バックライト用の配線があります。

紙を奥にやりすぎて、傷つけないように注意してください。

いずれも配線あり

赤丸が、先ほどの「液晶画面&バックライト」用の配線
青丸には、タッチパネル用のケーブルがあります。
どちらも傷つけないように注意が必要です。

この程度、周りの粘着が取れたら、画面剥がしは一旦終了して、次の段階に進みます。

購入したタッチパネルを紹介

タッチパネル「のみ」

ここで、今回の主役の登場です。
新しいタッチパネル「のみ」です。
「液晶画面+バックライト+タッチパネル」がセットになったものを使用するのが一般的なようですが、液晶画面割れてないので、タッチパネルだけを購入しました。
なんせ値段が5倍近く違ったもので…
逆に液晶画面も変える必要があるなら、高すぎるし、素人交換で失敗するとダメージが大きいので、すんなり諦めて新しい中古スマホを買おうと思ってました。

表には見えない方

違うアングルの写真をいくつか。左上の文字は型番でしょうか?
ちなみにタッチパネルは純正品ではありません。

下部(裏面)
タッチパネル用配線
改めて全体像



スマホ&新タッチパネル

現在のスマホに合わせてみた。
当たり前ですが、ちゃんとサイズは合ってます(笑

スマホ本体の表と裏を分解(裏蓋を外す)

L版を切り刻む

スマホ本体の表側と裏側を分解する前の下準備として、L版を切り刻んてみました。
ギターのピックがいいらしいのですが、そんなものはもっていないので代用。

これを隙間に挟んでいこうという魂胆だったのですが、あまり意味がなかったような気がします。実際は3枚くらいあればいいのかなと。

SDカードのSIMカードを取り出し

スマホ本体の表側と裏側を外すときに引っかからないように、先にSDカードとSIMカードを外しておきます。

今時4GBかよ!とツッコミを入れたいあなた!

かなで もそう思います!

が、まぁ容量食うのは写真&動画くらいで、Googleフォトに上げてて、実際にはSDカードは飾りのようなものですので問題ないのです。

そして Alcatel ONETOUCH IDOL 3 は、microSIM対応なのに、nanoSIM間違って買ってやがる(笑…とツッコミを入れたいあなた!

もしくは、nanoSIM対応携帯から、乗り換えたんだな…と思ったあなた!

それは大きな間違いです。

microSIM対応と分かったうえで、nanoSIM+下駄を使おうと思ったわけです。いずれnanoSIM携帯に変更する時にSIM交換手数料を取られないように!

はい。無駄に話が逸れてしまいましたが、話を戻します。

隙間にL版を挟むイメージ

裏蓋は、特に接着などはされておらず、爪でひっかけているのみとなります。
その為、隙間をいい感じに広げていけば外すことができます。
ただし、基本的に隙間はなく、がっちりくっ付いていますので、無理やり隙間を開ける必要があります。
私は、指の爪でぐりぐりして、少し隙間が空いたところにL版を挟んで、そこから少し爪をずらしてL版を挟んで…を繰り返しています。
※ぱっと見隙間とわからないので、「どこに隙間を作るべきなのか」は上の写真でよく確認しておいてください。

L版 差し込みまくった

割れるのが嫌なので、少しずつ広げていこうとした結果、こんなことに。

それでも裏蓋は外れない。

やっと外れた

試行錯誤の結果、赤矢印のところを広げるように力を加えたところで、上の図のように外すことができました。
感覚的には結構力を加える必要がありました。
割れないかビクビクしましたが、そこまで壊れやすくなかったです。

分解成功

無事裏蓋を外すことが出来ました。(シリアル番号っぽいやつ、晒していいのかどうかわからなかったので、それっぽいのは全部黒塗りしてます)

ちょっと長くなりそうなので、ここで一旦切ります。

次回は内部の分解をやっていきますm(__)m

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