【Minecraft】仕組み解説①~全自動養鶏場Ver1~【1.10.2対応】
こちらは「【Minecraft】食料確保~全自動養鶏場Ver1~【1.10.2対応】」で紹介しました全自動養鶏場の仕組みについて解説していきます。
作り方については「【Minecraft】食料確保~全自動養鶏場Ver1~【1.10.2対応】」をご覧ください。
クロック回路
というわけで、まずはこのクロック回路から説明していきます。
これは右側にあるドロッパーに一定間隔でOFF/ONのレッドストーン信号を送る回路です。
こちらの動画をご覧ください。
少しわかりやすく、ピストンの動作に置き換えてみました。
ピストンはレッドストーン信号がONなら伸びる、OFFなら縮む性質があります。
動画を見て頂くとわかると思いますが、一定間隔でON/OFFを繰り返している事がわかると思います。
ではなぜこのような動作をするのか、アイテム毎の動作も合わせて説明しようと思います。
レッドストーントーチの役割
ここでの「レッドストーントーチ」の機能としては、「NOT回路」、「遅延」の2点です。
NOT回路機能とは
まずはこのセット。ブロックの横にレッドストーントーチが刺さっています。
この組み合わせをする事で、「ブロックに信号が来ると、トーチは消える」という動作をします。
レッドストーン回路を作るうえで、必須の機能です。
ちなみに、「レッドストーントーチ」はどこからも信号を受けていなければ、常時点灯しています。
左側から信号を流してみました。
ブロックは、左側のトーチより信号を受けているため、右側のトーチが消えているのがわかると思います。
このように、(ブロックが)信号を受けるとトーチは消灯(OFF)になり、(ブロックに)信号が来ていないとトーチは点灯(ON)になる為、これをNOT回路と言います。
遅延機能とは
では次に、遅延について説明します。
予備知識
右側にあるのは、「レッドストーンランプ」と言って、ONなら光る、OFFなら消えるという動作をします。
先ほどの「ピストン」と同じように、ON/OFFがわかりやすいように置いてみました。
さて、上の図ですが、左から…左のトーチが消えている→レッドストーンダストでOFFの状態を右へ→ブロックにはOFF信号が→右のトーチが点灯→レッドストーンダストでONの状態を右へ→レッドストーンランプが点灯。という図です。
ここまでの説明で、この図が理解出来なかったらすいません…私の説明力不足です。コメント頂ければ出来るだけわかりやすく手を加えていきます。
次からは、ここまで理解出来た前提で進めさせて頂きます。
遅延機能本題
「レッドストーントーチ」を通過する時、信号は0.1秒遅延します。
言い換えると、右のトーチの消灯/点灯状態が変化するのに0.1秒かかるのです。
さらに言い換えると、青枠の状態が変化すると、0.1秒後に赤枠の状態が変化するという事です。
言い換えすぎて、わかりにくくなったでしょうか(汗
ではこの状態変化を画像で見てみましょう。
まずは1枚目↓ 先ほどと全く同じ画像
2枚目↓ 左のトーチが点灯した瞬間。先ほどの青枠側だけ変化しましたね。
3枚目↓ 2枚目から0.1秒後。今度は赤枠側が変化しました。
これで「レッドストーントーチ」を通過する時、信号は0.1秒遅延する。が理解頂けたと思います。
「遅延」の説明はこれで終了です。
レッドストーンリピーターの役割
次に「レッドストーンリピーター」の「指向性」、「遅延」の2点について説明します。
「レッドストーンリピーター」とはこれの事です。これは設置した直後の状態です。
「レッドストーントーチ」が2本立っているイメージですね。
遅延機能とは
最初に「遅延」についての説明ですが、レッドストーントーチ同様、レッドストーンリピーターも通過する時に遅延します。
が、レッドストーンリピーターは設置した後に右クリックすることで、遅延時間を0.1秒~0.4秒の間で好きに変えられるのです。
次の画像を見てください。
もうわかりますよね。右トーチの位置で、遅延時間を制御できるんです。
指向性機能とは
次に「指向性」ですが、「指向性」とはレッドストーン信号が向かう事が出来る方向に決まりがあるという事です。
なにが言いたいのかというと…、青矢印の方向には信号は流れますが、赤矢印の方向には信号は流れないのです。
「指向性」については、とりあえずこれだけ覚えておきましょう。
レッドストーンダストの役割
おまけですが、これがレッドストーンダストです。
信号の導線的な使い方をします。すでにこれまでの説明で使っているので、大丈夫ですよね。
ちなみに、レッドストーンダストには、「遅延」はありません。
やっと説明できるクロック回路の仕組み
さてさてだいぶ長くなってしまいましたが、クロック回路を説明するうえでの下準備は終わりました。
もうこの画像がONとOFFを繰り返す、クロック回路として機能しているとわかるはずです。
事前知識はあるはずですので、あとはひとつずつ整理していきましょう。
↓①トーチが点灯した瞬間。これをスタート地点とします。赤枠が点灯(ON)に変わりました。
↓②0.4秒後。赤枠が点灯(ON)に変化しました。この瞬間は全て点灯(ON)ですね。
↓③0.1秒後。赤枠が消灯(OFF)に変化しました。
↓④0.4秒後。赤枠も消灯(OFF)に変化しました。この瞬間は全て消灯(OFF)ですね。
↓⑤0.1秒後。赤枠が点灯(ON)になりました。
⑥0.4秒後…と。感のいい人なら気づいたと思いますが、以降は②~⑤の繰り返しとなります。
状態を表にしてみました。ピストンを見てもらえばわかる通り、0.5秒おきにONとOFFを繰り返してますね。
つまりこれがクロック回路だ!
…
クロック回路の説明だけで、すごい長くなってしまいましたので、全自動養鶏場のクロック回路以外の部分の仕組み解説については、【Minecraft】仕組み解説②~全自動養鶏場Ver1~【1.10.2対応】で説明したいと思います。