Kanade Labo

かなで研究所

ドリンククーラーMOBICOOL D03AC/DCを修理する Part2

こんにちは かなで です。

以前、こちらの記事で、ドリンククーラーの修理記事を書きましたが
その後、ペルチェ素子が届いたので、今回はその続き記事となります。
前回の記事をお読みでない方は、前回の記事からお読みくださいm(__)m

そんなわけで続き。

新しく届いたペルチェ素子

こちらが、新しく届いたペルチェ素子になります。
予定通り、 「TES1-12702」と書かれたものが到着しました。

元々ついていたペルチェ素子

こちらが、もともとついていたペルチェ素子です。
新しいペルチェ素子が到着するまで時間がかかったので、一度元の状態に戻しておりました。

新旧比較

新旧を並べてみました。
見てわかる通り、左が新しく、右が古い方です。
古い方はサクッとニッパーで切断しました。
サイズやケーブルが出る場所は全く同じであることが確認できました。

ニッパー切断部

切断したケーブルです。
この被覆を剥いて、新しいペルチェ素子を仮接続してみます。

仮接続

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、仮接続完了です。

仮接続状態のペルチェ素子

仮接続状態のペルチェ素子です。
片面熱く、片面冷たくなるはずなので、とりあえずウェットシートを敷いてみました。

この状態で、仮に電源を入れてみます。(想定では、COOLを入れると、文字が刻印されている部分が冷たくなるはず)

という事で、COOLスイッチオン!して、サッと表面を触ってみます。
ちなみに熱くなってしまった場合、ものすごく熱くなるかもしれないので、最初は本当に一瞬だけ触るようにしました。

↓結果↓

やった!!冷たい!!

電源入れて、ものの数秒で、ひんやり具合を実感できました。

どのくらい冷えるんだろう?と、この状態で何度か触っていたところ、あれ?そんな冷たくなくなってしまいました。

あれ?と思っている間に、ぬるく…そしてなんか暖かく…

!!!

という事で、あわてて電源を切りました。

ヒートシンク&FAN(冷却装置)なしで、ペルチェ素子を稼働してしまった為に、熱い側の面からの熱が、冷たい側の面に浸食してきたものと思われます。

とりあえずは成功したという事で、これで壊れてない事を祈りつつ、交換をすることにしました。

仮接続部をはんだ付け

仮接続していた部分をはんだ付けしました。(写真がブレてすいません)
本来なら、古いケーブルを完全に外して、新しいケーブルを基板に直接つけるべきだと思いますが、手を抜いてしまいました(笑

はめ込みはめ込み

「COOLを押すと文字刻印部が冷える」
「HOTを押すと文字刻印部が熱くなる(はず)」
という事で、刻印部をドリンク側に向けてはめ込みます。

画像はこれで終わってしまいますが、この後、ちゃんとボタン通りに稼働してくれることが確認できました。

めでたしめでたし!

そして、後日談となりますが、
修理後のドリンククーラーを会社に持っていき、またしばらく使ってみましたが、冷え方が格段に上がっていました。

今までは「お?むっちゃ冷える。いい感じ~」だったのが
「うわっ冷たっ!ってか待って上の方霜が出来て凍ってる!!やべ!」ってなりました。

きっと違う型番を買ったのが要因だと思いますが、特に困らないのでよしとします。
今回は修理として交換しましたが、「冷え方を強力にするために交換する」というのもありかなと思いました。

以上!

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